佐賀県西松浦郡有田町にあるアトピーに対する美容鍼灸をしているmahanaの平川まなみです。
起立性調節障害(OD)とは
起立性調節障害とは、立ち上がった時に血圧や心拍の調節がうまく働かず、めまい・立ちくらみ・起床困難などの症状が出る病気で、自律神経の調整に不調をきたしている状態です。
思春期に発症しやすく、軽症も含めると中学生の10%と多くの子どもたちを苦しめています。
起立性調節障害(OD)を疑う症状
起立性調節障害を疑う症状はたくさんあります。
✔立ちくらみ、めまい
✔立っていると気分が悪くなる、失神する
✔入浴時などに気分が悪くなる
✔動悸・息切れがする
✔朝起きられない・午前中調子が悪い
✔顔色が悪い
✔食欲がない
✔頭痛
✔腹痛
✔倦怠感、疲れやすい
✔乗り物酔いをする
3つ以上、または2つでも症状が強ければ起立性調節障害を疑います。
診断は病院(小児科、思春期外来など)でしてもらいます。
病院によっては新起立試験といって、血圧・脈拍・症状などを確認しながらどのタイプのODなのかや、重症度を確認してもらえます。
起立性調節障害はなぜ思春期に多いのか
生まれつきの体質(血圧の低さなど)に加えて急速な身体の成長や生活環境、精神的なストレスなどが原因と言われています。
特に思春期は乳幼児期に次いで身長が急激に伸びる時期です。急激な骨格や筋肉の成長に内臓や神経などの成長が一時的に追いつかなくなることで、身体に不調が出やすくなります。
思春期は生物学的に夜型へ移行しやすい傾向があり、体内時計が後ろにずれる子が増えます。
思春期には二次性徴も始まるので、ホルモンの分泌も盛んになります。ホルモンの分泌をコントロールしている脳の視床下部は自律神経の最高中枢でもあるので、ホルモンの乱高下する思春期には自律神経が乱れやすくなるんです。
鍼灸を3回受けて起きられる日が増えた
友だちと話す時間がとても大好きな女の子の例。
実は「学校に行きたくない理由がない」ということも治るために重要です。
鍼灸施術を受ける前は、起きられる日と起きられない日が週に半分ずつでした。
1回目の施術後は一週間のうちに起きられた日が5日、起きられない日が2日。
2回目の施術後は一週間全て起きられたそうです!(すごい!!)
「今週はまだ休んでません!遅刻もしてないです!」と仰っていました。
冬に向けてODがひどくなるタイプのお子さんだったので、肌寒くなりはじめてからこの変化は嬉しいですね。
鍼灸施術以外にも気を付けてもらうことが色々あったので、少しずつ生活も見直してもらっています。
起立性調節障害(OD)の子が元気に学校に通うために
朝はカーテンを開けて朝日を浴びる
外が曇っていたとしても、室内の照明だけよりもカーテンを開けたほうがいいです。太陽光を浴びることでセロトニンというホルモンの分泌が活発になり、日中に生成されたセロトニンは夜間になると酵素の働きによってメラトニンへと変換されます。このメラトニンというホルモンが自然な眠りへと導いてくれるのです。つまり快適な眠りへの道は朝から始まっているのです。
休日にまとまって寝ることは避け、起床時間を安定させましょう。
ごはんをしっかり食べましょう
朝は食欲がないのでフルーツを少しだけ食べていた子には、少量でもいいからご飯と味噌汁にしましょうとお伝えしました。フルーツだけでは血糖値の変動が大きくなり、だるさや眠気、イライラにつながることがあります。お味噌汁だったら、水分と塩分が同時に摂れます。温かいので身体を温め血流が促進され、胃腸への負担を軽減します。
水分と塩分をしっかり摂る
血圧や血流を上げるには材料が必要です。水分は1~1.5リットルをしっかり意識してとり、血圧のために普段の食事に3gほどの塩分を足しましょう。朝はご飯と味噌汁がおすすめです。塩分のコントロールに関しては病院でも相談するとよりいいと思います。
軽い運動をする
血流を運ぶには、筋のポンプ作用が必要です。
しっかりと大きい筋肉を動かしていくといいでしょう。下肢の鍛えることで血液を心臓や脳にポンプ機能が強化され、血流保持に役立ちます。
適度に疲れると入眠や安眠にもいいです。
寝る環境を整える
部屋は真っ暗な状態で寝ましょう。豆電球ほどの明かりでもメラトニンの分泌に影響が出てしまいます。寝る前のスマホは入眠の妨げになるので注意が必要です。
まとめ
起立性調節障害の発信をしたら、お悩み相談やお問い合わせが増えました。おそらく発信を見ていても、連絡するまでにはいくつものハードルがあります。それなのにすぐリアクションがくるということは、それだけ苦しんでいる方がたくさんいらっしゃるということを実感しました。
今起立性調節障害で苦しんでいる方に、鍼灸という選択肢が増えるといいなと思っています。
ご相談はお気軽に公式LINEからお問い合わせください。

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